地業の上に、耐圧スラブ基礎を築造します。使用する鉄筋はSD295Aという規格を指定し、実際に使われているか現場でチェックします。
SD295Aというのは異形棒鋼で、引張り降伏度が3.0t/cuの性能をもっているという表示です。この値が分っているから、鉄筋の太さや必要本数が算出され基礎の設計ができます。海賊版はその明示がないから使えないのです。
生コンの水セメント比は50%以下と指定します。生コンプラントから、事前に配合計画書の作成と提出を求めます。
配合表 kg/m³ | |||||||||||||
セメント | 混和材 | 水 | 細骨材 | 粗骨材 | 混和材 | ||||||||
① | ② | ① | ② | ③ | ① | ② | ③ | ④ | ① | ② | ③ | ||
348 | - | - | 172 | 655 | 217 | - | 917 | - | - | - | 3,480 | - | - |
水セメント比 | 49.5% | 水結合材比 | -% | 細骨材率 | 49.2% |
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骨材混合比(容積混合) | 細骨材 ①:② | 75.0:25.0 |
水セメント比は、打設のしやすさを考慮し、60%とするのが一般的ですが、コンクリートの中性化寿命は、鉄筋のかぶり厚3pの場合、60%で64.8年、50%では222年となります。
世に3世代住宅とか100年住宅とかいわれますが、上物を支える基礎が60年しかもたないのでは、話になりません。
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